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どのくらい時間が経ったのだろう、目を開けると薄暗い部屋の中に横たわっていた。

「・・・・!!」

意識がはっきりしてくると同時に、自分が今囚われていると分かった。
手足は縛られ、口は布で塞がれていた

「何これ・・・嫌だ・・・」

抜け出そうと体を動かすが
動けば動くほど縄が体に食い込んで痛いし、息苦しい

痛さと苦しさと恐怖で涙が出てくる



「助けてぇ・・・父上ぇ・・・」

大声で助けを呼びたいが、口をふさがれているせいで声が出ない

「父上・・・怖いよ・・・」

しかし、どんなに助けを求めても父はやってこない
真っ暗な部屋の中に1人、何が起こっているかもわからず
不安と恐怖でどんどん心細くなる


「父上・・・」

泣き疲れて、また意識を失いそうになったとき
カチャっと扉を開ける音が壁の向こうから聞こえた
となりの部屋に誰かが入ってきたようだ
かすかだが声が聞こえてきた

「父上だ・・・・!」



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なぜ血という単語が出てきたのだろう?
誰かが火事のせいでケガをしたのだろうか?
怖い、今まで生きていてこんな怖いことは初めてだった

何が起こったのか、もしかして父に何かあったのではないかと
最悪の事態が起こったのではないかと考えていたら
背後に人の気配がした
怖かったがもしかしたら家臣かもしれないと思い、後ろを振り返る

少し離れたところに誰かがいるのが見えるが暗くて正体がわからない
家臣か?いや、それにしてはなんだか様子がおかしい



「なんだお前・・・王様のガキか?」

「だ、誰だ!」

この城の中で我のことをガキと呼ぶ者はいない
だとしたら、この声の持ち主は誰なのか
我は確認するまもなく
この声の持ち主によって気絶させられてしまった



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事件が起こったのは、我が10歳の誕生日を迎えたばかりのときだった
夜中だというのに、バタバタと廊下を走る音がうるさく目を覚ました
何事かと、体を起こしベッドから出て窓の外を見ると



暗いはずの空がオレンジ色に染まっていた

「火事・・・・?うそっ!どうしよう・・・」

突然の出来事にパニックになった我は
「そうだ、父上!父上の元へ行けばなんとかなるかもしれない!」
そう思い、父の寝室に向かおうと部屋を飛び出した

さっきまで廊下を走る音がうるさかったのに
今は打って変わって静まりかえっている

灯りのない廊下は昼間よりも広く、そして不気味だった
一寸先も見えない状況の中、我は壁伝いに父の部屋を目指した

しばらく歩いたころ
何かが倒れたような音と
「血・・・!なんだこれは!」という父の叫び声が聞こえた

その声にひどく驚いたが、声だけでも父の存在を確認できたことに安心した

しかし、一体この城の中で何が起こっているのだろうか
「血・・・・とか言っていた・・・どうしたんだろう」



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我は父が大好きだった
いつか父のように国民から愛される王になりたいと思っていた

そのために勉学に励み、精神鍛錬のためにいろいろな武術も習得した
そして常に父のそばに身を置き
父の仕事の手伝いをした
書類を整理したり、お茶を出したり、お菓子を焼いたりと



時折り父は、目を細め「お前が女の子だったら、いいお嫁さんになるんだろうな」とつぶやくことがあった
それだけ気が利くということを言いたかったのであろうが?
まだ9歳だった我は父の意図していることがわからず
「僕は男の子なのでお嫁さんにはなれません・・・・」と至って真面目な答えしか返せずに場の空気をしらけさせたこともあった
今だったらもう少しましな答えを返せたかもしれな・・・いや、無理だ、絶対無理!

まあ、話はそれたが
我は、父が大好きだった
父のようになるための努力が楽しかったし幸せだった
こんな日々がいつまでも続くと我は思っていた

だが、現実は容赦なく我の目の前にやってきたのだった

「何だと思う?」
「・・・・・・・・」
「ふ、貴様のような凡人には分かるまい」



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我は、シロシメジ王国の王子としてこの世に生を受けた
王国は山脈に覆われているせいか他の国から孤立していた

しかし、水には恵まれていた
他の国では貴重とされている水がこの国には豊富にあった
人々はその水で畑を耕し作物を作り、それを醗酵させ酒を醸造することができた
そしてその王国産の酒は、他の国との貿易に欠かせない商品になっていた
我が酒好きなのは、そのせいであろう

「お前は酒が好きか?」

「・・・・・・」



「ふ、無言か・・・まあいい」

当たり前だがマネキンなので無言である
しかも喋れたとしても、それは子供服用のマネキンなので酒はご法度だ
そんなことにかまわずクロウは話を進める

我の一族は、みな陽気で、仲が良く、笑いが絶えなかった
小さな小競り合いはあったが、酒があれば仲直りできる
そんな連中ばかりだった
そして、そんな連中を治めていたのが、白シメジ族の王、「シロキング」
我の父だ!

父は酒貿易で得たお金を国民のために使った
水道光熱費はタダ、税金も必要最低限しか取らなかった
国民の幸せを第一に考える、尊敬すべき父だった

「お前は父親を尊敬しているか?」
「・・・・・・」
「いないのか、まあ、尊敬できるような人物などそうそういるものではないからな」

そして、何よりも父は争いを好まなかった
シロシメジ王国の外では、領土拡張のための戦争が数多く行われていた
そのせいで多くの命が失われていくことを、父は嘆いていた

山脈という地の利は、侵略されるかも?という恐怖を払拭してくれた
「自然に守られている国」と誰もが思っていた
そのため、必要最低限の軍しか持たなかった



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「どこへ消えた!クロシメジ王国の末裔ども!」

ようやく恨みを果たすべき時がきたというのに
あと一歩というところで逃げられてしまった

だが、地球に住むクロシメジ族どもに我ら白シメジ族の脅威を見せつけることはできた
それだけでも良しとしよう
クロシメジ王国の末裔どもの抹殺は後の楽しみだ
あいつらには最高の恐怖を味あわせてやろう
我が、お前たちの先祖にされたのと同じように



ただ一つだけ気になることがある
赤いあの変態仮面だ
地球侵略のためにいろいろ調べた
地形や文明などいろんなことをこと細かく
しかし、あの変態仮面の記述だけはどこにもなかった
ただのコスプレならば気にすることもないが
我の兵隊シメジを倒したあの威力はいったいなんだ
これは調べる価値がある

「お前たち、あいつらの居場所とあの変態仮面について調べてこい!見つけたらすぐに我に報告しろ!」

クロウは振り返り、隊列を組んでいる兵隊シメジに向かってそう指示をだした

「御意!」と兵隊シメジたちがクロウに向かって敬礼し
謎の変態仮面の情報と居場所を探するために街中に散らばっていった

「クロシメジ族か?忘れたくても忘れようがない種族の名よ」
クロウは廃墟と化した街に降り立つと壊された建物の脇に立つマネキンに向かって話し始めた
その姿を見た兵隊シメジは「話足りないんだろうな」と思いながら、クロウに指示されたとおりあの変態仮面の調査へと向かった



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★今日から第3章始まりました 応援よろしくお願いします o(^▽^)o
「驚いたか?実はお前に内緒で作ったんだー♪」

「内緒でって、そんな大きなものをどうやって・・・・」

「ま、それはおいおい教えるさ、それよりしっかり捕まってな」

「・・・・・そうだな、まずはこの場からさっさと立ち去るのが先だな」

「そういうこと、いいか!飛ばすからしっかり捕まれよ!」

「行くぞ!!」


そういうとブルはギアを引き、アクセル全開で街中を走り出した



「よっしゃぁ!行くぜぇ!ヒーヒッヒッヒ!」
「うわぁぁぁ、うわぁ!」

急な発進にピーコックはあわてた
バックミラーに映るブルという男の顔つきがみるみるうちに変わっていく
目を見開き、何かに憑りつかれたかのようにも見えた
正直、怖い!ものすごく怖い!

「ピーコックしっかり捕まってろ!こいつの悪い癖だ、ハンドルを握ると人格が変わるんだ」
モンドはちゃっかりシートベルトを締め、前の座席にしっかりしがみついている

「そんなことオレ知らねーよぉ!吐くー!!吐いちゃう!それよりモンド!刀しまえよ!あぶねーよ!」

モンドがしまい忘れた刀がピーコックに刺さるか刺さらないかという
危ない、非常に危ない状態だが、車のスピードはどんどん速くなる
車を止めて、いや、せめてもう少しスピードを緩めてほしいと思うが
運転をしているブルは相変わらず「ヒーヒッヒッヒ」とトランス状態だ

「人でなしー!助けてー!!!」


ピーコックの必死の叫びと
けたたましいエンジンの音だけが
荒れてしまった街に響き渡った

第2章完

追記 1月8日

これにて第2章終了です。 次回からは第3章を更新していきます

お楽しみに(^^)/



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「ブル!なんでここに!」

モンドが目を見開いて、その男に向かって叫んだ

「モンドの知り合いか?」

2人の顔を交互に見ながらモンドに聞く

「あぁ・・・・研究所の仲間だ」

ブルと呼ばれた男はトレーラーのドアを開けて
早く乗れというしぐさをした
モンドは立ち上がり、ピーコックの手を取って
そのトレーラーに乗り込んだ

展開の速さに頭がついていかないピーコックをよそに
トレーラーは走り出した

空を見上げると
クロウは動かずに、まだ何かを語っているようだった

あいつ、実はちょっとバカなんじゃないか?とピーコックが思ったのはここだけの話だ


「・・・ブル、お前いつの間にこんなもの作ったんだ・・・?」



落ち着いたのか、刀を手入れしながらモンドが白衣の男に問いただした
こんな時にまで刀を磨くとは・・・・ある意味尊敬するとピーコックは思った



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クロブラバンド★ピーコックの部屋で遊ぼう!

クロブラバンド、ピーコックの部屋を作ってみました。

最初、この画像をクリックしてください。

上の移動はテンキーの8、下の移動はテンキーの2、左の移動はテンキーの4、右の移動はテンキーの6で キャラクターが動きます。
スペースキー、Zキー、Xキーで何かしらのアクションが起こります。
※遊んでってくださいね(・▽・)/

ファンタジー小説 仮面シメジー

オリジナルキャラクタークロシメジ達がバンドを結成!”クロブラバンド”

バンドメンバー達がヒーローものに挑戦!仮面シメジーとは!?
シメジ達の活躍にこうご期待!

プロフィール

カッペリーニ・クロシメジ

Author:カッペリーニ・クロシメジ

こんにちは、管理人のクロシメジです。このたび、当サイトはオリジナル小説サイトへ生まれ変わりました!そこに至った経緯は以下の通りです。

元々このサイトはサクラサルさんのオリジナルキャラクターの応援をしていたのですが

管理人が、昔からヒーローものが好きで、「ヒーローが登場する小説を一度書いてみたいな~」と言ったら、書けばいいじゃない!とサクラサルさんに背中を押されたので、漫画とイラスト製作に忙しい毎日を過ごしている中、わがままに付き合ってもらうことになりました。

クロシメジはといいますとFlash製作に悪戦苦闘中の毎日を過ごしています。え!小説書くんじゃないの?という突っ込みはなしの方向でお願いします。

こんな二人で作った小説が「仮面シメジーJ(カケス)」です。書く人、編集と互いに変わってみたり、とにかく二人で作っています。

内容は、タイトルどおり仮面を被ったシメジが主人公なのですが、何か変な小説になりそうです。
シメジに髪の毛とか生えていますが個性だと思ってくれるとうれしいです(*^.^*)

小説、挿絵、Flashと得意分野を生かして楽しんでもらえるようなサイトにしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします(・▽・)ノ

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